夢と現実。
深夜。
帰宅して、寝室を覗くと・・・
スヤスヤと寝息をたてる男子3兄弟。
その愛らしい寝顔を見ていると、胸の奥からたまらなく込上げてくる感情が・・・
やがて、感情は頬をつたい涙となって落ちる・・・。
「幸せだナァ・・・。」と、一人つぶやく・・・
コノ子達がいるから・・・嵐の日も、晴れやかに立っていられるッ!!!
コノ子達がいるから・・・暗闇の中、わずかな光を見出せるッ!!!
コノ子達がいるから・・・絶望の淵
「バナナわッ!!??」
二男クンがすくッ!!と、起き上がって・・・
「バナナバナナバナナ・・・」
枕を投げ飛ばし・・・
掛け布団をめくり上げ・・・
みんなが寝ている、敷布団まで・・・
「二男クン・・・そんなトコに・・・バナナ・・・ないよ・・・」
納得のいかない二男クンを、なだめ落ち着かして背中をトントンしてやると・・・
ようやく・・・スヤスヤと、寝息をたてはじめた・・・。
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